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1450.【令和7年大相撲5月場所感想】夏場所は、大の里関が4度目の幕内最高優勝を決めて横綱昇進を確実にしました!おめでとうございます!

2025/05/25

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大相撲夏場所が終わりましたね。今場所もまた、一相撲ファンの個人的な感想を述べていきます。4つの話題にまとめました。よろしければ、ご覧くださいませ。

①大関・大の里関が4度目の幕内最高優勝!横綱昇進を確実に!

今場所の幕内最高優勝力士は、先場所に引き続き大関・大の里関となりましたね。おめでとうございます!

大関での連続優勝・・・つまり、その上の番付である横綱への昇進を確実にしました!

初土俵から所要13場所での横綱昇進は史上最速だそうです。これまでも大の里関が超スピードで番付を駆け上がる様子を拝見しておりましたが、もう頂に到達するとは・・・。

日本出身力士としては大の里関の師匠・二所ノ関親方(第72代横綱・稀勢の里関)以来の横綱昇進となりますね。

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②横綱・豊昇龍関が千秋楽に横綱としての意地を見せた!

14日目までに14連勝で突き進んだ大の里関。このまま全勝優勝するのではと見守っておりましたが、千秋楽では横綱・豊昇龍関が横綱としての意地を見せて大の里関に勝ちましたね。

新横綱として臨んだ先場所では大きく苦戦して途中休場してしまった横綱ですが、今場所では12勝3敗の成績に加えて千秋楽に大の里関の全勝を阻止したことで大きな役割を果たしました。

来場所からは大の里関も横綱昇進を確実にしておりますから、東西の2横綱が番付に並ぶこととなります。豊昇龍関と大の里関の2横綱が、来場所以降の土俵を更に盛り上げてくださることが楽しみです。

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③大関昇進へ駒を進めた3人の三役力士

今場所は、三役力士の活躍も目立ちましたね。

小結・若隆景関は12勝3敗の好成績で場所を終えて技能賞も受賞しました。おめでとうございます!怪我で大きく番付を落としてしまった若隆景関でしたが、再び大関昇進へ向けて前進する姿を来場所以降も拝見することが楽しみです。

関脇・霧島関は11勝4敗の成績となりました。霧島関も技能賞受賞です。おめでとうございます!昨年はまさかの大関からの陥落を経験した霧島関ですが、今場所のようなご活躍を拝見していると再び上の番付に戻る日も遠くないかもしれない、そう思わせられました。

同じく関脇の大栄翔関も10勝5敗で二桁勝利となりました。三役の地位が定着している大栄翔関。いつかは更に上の番付に昇進することを楽しみにしております。個人的には私と同学年なこともあり、大栄翔関のご活躍にも励まされます。

若隆景関、霧島関、そして大栄翔関。3人の三役力士がそれぞれ、大関昇進へ前進することができた今場所です。

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④十両では、草野関が連続優勝!若碇関も大活躍!

十両では、先場所優勝した草野関が西十両筆頭の地位で13勝2敗となり見事に十両連続優勝を決めました!幕内の大の里関も連続優勝いたしましたので二場所連続、幕内と十両の優勝者が同じになりましたね!

来場所は満を持して新入幕となる草野関。幕内でも大活躍する姿を想像してしまいますね。

そして20歳の若手力士・若碇関が12勝3敗の優勝次点の好成績となりました。勢い良く前に出る相撲や機敏な動きなどが目立ち、私のような素人目から見ても「良い相撲」をしていることがひしひしと伝わってくる若碇関です。

そんな若碇関は西十両5枚目ですから、来場所の新入幕は濃厚でしょう。若碇関のお父様は甲山親方(元幕内・大碇関)であることがよく知られておりますが、この大活躍を喜んでいることでしょう。幕内に上がったら「大碇」の四股名を襲名する考えもあるとの情報もある若碇関。来場所がどの四股名でも、幕内でのご活躍も楽しみですね。

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他にもいろいろと述べられるところはありますが、今回はこの4つの話題を述べてみました。

今年の大相撲夏場所でも様々な一番を拝見することができました。早くも来場所である名古屋場所が楽しみです。今年から名古屋場所の会場が新しくなるそうですから、現地観戦ではないものの会場の雰囲気も拝見することが楽しみですね。

今場所も皆さま、ありがとうございました。