1506.【エッセイ】『梅雨明けしたものの』
2025/07/17
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『梅雨明けしたものの』
例年、梅雨明けが早かったらまだまだすっきり晴れずに雨が降ることもよくあるものだが、今年もその例に漏れないようである。
早すぎた梅雨明けだが、例年であれば今の時期もまだまだ梅雨の期間であることがよくある。
・・・だが雨が降るのは自然のことなのだけれど、「午前中に晴れて午後に雨が降る」という日が今年はよくある気がする。
この天気なので、朝に洗濯物を干しても午後に雨が降って濡れてしまうという事例が多発していることだろう。
天気は、本当に気まぐれだ。
人の気持ちも、気まぐれだ。同じことがあってもすぐ受け流せる時もあれば、ずっと気にしてしまうこともある。
こう考えると、私たち人間も自然の中で生きているのだということを実感できた。
よくよく考えると、天気は天「気」、すなわち天の気分、気持ちと解釈することもできることに気がついた。
普段何気なく使っている単語でも、漢字の一文字ずつを考えてみると興味深いものだ。
天の気持ちが「天気」なら、人の気持ちは「人気」・・・というわけではないのが言葉の興味深いところだ。
現在視聴中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あんぱん』の本日の回(79話)にて吉田鋼太郎演じる「釜じい」の「面白がって生きえ」(面白がって生きろ)という言葉が私の心に響いた。
こういった普段何気なく使っている言葉も視点を変えれば面白い。
様々なことがある人生だが、「面白がる」ことは良い視点である。
・・・天気の話から人生の話に派生してしまった。こうなることもあるから、エッセイを書くのも「面白い」。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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